マカフィーの情報漏えいに関する調査報告について

情報セキュリティ関連

マカフィー株式会社から、7月25日「Datagate: The Next Inevitable Corporate Disaster?(データゲート:避けられない企業災害?)」と題された研究報告の日本語版が発表されました。(出典:日経プレスリリース)
その調査報告に寄れば、セキュリティ違反の危険性への認識は高まっているにも関わらず、データセキュリティに費やされるIT予算は、予算全体のわずか0.5%しかないとのことでした。
情報が漏えいした場合、企業が倒産に追い込まれる可能性も高いにも関わらず、セキュリティに対する投資に踏み切れない経営者が多いと言うのが現状のようです。

参考までに、調査で判明した主な事項は以下の通り。
・データ被害で個人情報が漏えいした場合、紛失したデータが利用されなかったケースを
 含め、顧客への告知に平均26万8000ドルを費やしている。
・回答者の61%が情報漏洩は内部関係者によるものと考えており、23%は悪意を持って
 行われていると確信している。
・回答者の約半数(46%)は、退職する従業員から、事情聴取や監視を行っていない。
・情報漏えいの年間コストを推定できたのは回答者の23%で、平均額は182万ドル。
・最も価値の高いデータとして、知的財産、財務情報の紛失が挙げられる。財務情報の
 漏えいの推定費用の平均は168万ドル。

以上 


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