「LINE」のユーザー数が1億人突破!

ITのIP(Intellectual Property) 知識財産考

NHN Japanが運営する無料通話・メールアプリの「LINE(ライン)」の全世界登録ユーザー数が、2013年1月18日午後2時40分頃に1億人を突破しました。2011年6月のサービス開始から約19カ月で大台に乗せました。

NHN Japanによると、ユーザー1億人獲得までに要したスピードはTwitterの約49カ月、Facebookの約54カ月に比べて急速なペースだという。ただし、ユーザー数が10億人を超えているFacebookなどに比べて、絶対数ではまだ差が大きい。

森川社長は「これは通過点にすぎない。グローバルサービスに挑戦する切符を手に入れたという状況で、これからますます競争が厳しくなる。速いスピードで質 の高いサービスを出していくことが重要だ」と社員を引き締めた。そのうえで「これまでLINEはアジアなどで普及してきたが、今年は北米や欧州でも攻撃的 に挑戦をしていきたい」と方針を語った。

 LINEと同種の無料通話・メールアプリ分野では、2012年10月にディー・エヌ・エー(DeNA)が「comm(コム)」の提供を開始。ヤフーも韓国カカオとの資本提携で「Kakao Talk(カカオトーク)」の普及に本腰を入れ始めた。LINEがライバル視するFacebookも、無料通話機能の強化へと動いている。

 こうした競合企業の動きを意識してか、NHN Japanの森川社長は「LINEと似たようなサービスはほかにもあるし、今後もどんどん出てくるだろう。我々はサービス強化のスピードで優位に立ちた い」と強調した。現状はサービス提供や開発のためのコストが先行しているが、「今はマネタイズ(収益化)を考えるよりも、まず無料サービスの強化でユー ザー数を成長させる段階。少なくとも今年はこの姿勢を維持したい」とも話した。

出典元:ITpro(http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20130118/450502/?ST=social&P=2)

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