出入国審査で「顔認証」の実証実験開始!

ITのIP(Intellectual Property) 知識財産考

空港での出入国審査を速やかに行うため、機械で顔を識別して本人確認を行う実験が、成田、羽田両空港で8月6日から始まりました。
出入国審査は、空港の係官が、窓口でパスポートの顔写真で本人確認を行うため、混雑時には審査に時間がかかり、長い列ができています。

実証実験ではICチップを内蔵したパスポートを持った日本人旅行者が対象で、ゲート上部のカメラで顔写真を撮影してチップのデータと照らし合わせ、本人かどうかを確認します。

係官がパスポートの写真と本人とを見比べてチェックする現行の方法では1人あたり約30秒かかるが、この顔認証では15秒ほどで済むということです。
利用者は「すごくスムーズだし。簡単だし、便利だと思います」と語った。

法務省は実証実験を9月30日まで行い、成田など国内4空港ですでに導入されている指紋による認証システムとの速さや精度の違いなどを調べたうえで、導入を検討するとのことです。

出典元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120806-00000492-yom-soci

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