LAIT NEWS

No.109:バックナンバー

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■LAIT News【Vol.109 2008/10/20号】

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1.LAIT活動報告
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■■最新の活動報告■■
「アジアシルクロードと三味線誕生の物語」−未来につながる戦略的外交の提案−
は好評のうちに終了いたしました。
たくさんの方にご来場いただき誠にありがとうございました。

■■10月の活動予定■■
演題:「中小企業こそやるべきM&A その成功のポイント」
〜売って事業承継・買って新成長戦略〜
講師:分林 保弘(わけばやし やすひろ)氏
 株式会社日本M&Aセンター 代表取締役会長
     特定非営利活動法人日本企業再生支援機構 副理事長
概要:M&Aは大企業に限られたことではありません。中小企業は
特色のある事業をどのように展開し、会社を伸ばしていくのか、
はたまた培ってきた財産をどのように承継していくのか、全国
約500の会計事務所、地域金融機関等と強力なネットワークを
有する独立系M&A専門会社の代表に、そのポイントを解説して
いただきます。
日時:平成20年10月23日(木)午後2時〜午後4時
場所:虎ノ門フォーラム(虎ノ門琴平タワー22階)
申込:http://www.lait.jp/index.php?itemid=507

*協賛:三好内外国特許事務所

■■11月の活動予定■■
演題:「知財情報を用いたR&D活動の俯瞰分析」
講師:中村 達生(なかむら たつお)氏
     株式会社創知 代表取締役社長
概要:知財情報には、企業、人、技術、トレンドなど、企業のR&D戦略策定に
必要なすべての情報が含まれています。これらを客観的かつ俯瞰的に
解析することにより、研究開発分野の海原の中における自社の位置づけ、
競合状況、空白領域を浮かび上がらせることができます。
株式会社創知では、研究開発活動の分析を目的とした独自の視点による
手法開発を行い、従来の統計的手法の単純な適用では決して得ることが
出来ない結論を導き出すことを可能としました。当該セミナーでは、M&Aの
事例など、複数の事例をおりまぜながら俯瞰分析とは何かの解説を行い、
つづいて、当該手法を適用したASPサービスXLUS(カイラス)を用いた解析の
実演を実施します。参加者の方々には、知財情報の活用、情報を俯瞰する
ことの有用性を実感して頂きます。
日時:平成20年11月13日(木)午後2時〜午後4時
場所:虎ノ門フォーラム(虎ノ門琴平タワー22階)
申込:http://www.lait.jp/index.php?itemid=509

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2.協賛セミナー
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いつも協賛いただいている、三好内外国特許事務所からの
「世界コンテンツ保護セミナー」開催をお知らせいたします。

【世界コンテンツ保護セミナー】
日時:2008年11月13日(木)14時〜
場所:ベルサール八重洲
(中央区八重洲1―3―7、
八重洲ファーストファイナンシヤルビル2階ABC室)
「日本橋駅」(東西線・銀座線・浅草線)A7出口直結
「東京駅」(JR・丸の内線)八重洲北口徒歩3分
セミナー参加費:無料(但し、パーテイ参加費:5,000円)
主催:「世界コンテンツ保護セミナー」実行委員会
委員会メンバー: ワールド デジタル コンテンツ フォーラム
センター フォー コンテンツ プロテクション
株式会社 三菱総合研究所
NAB日本代表事務所・映像新聞
問合せ先: 株式会社三菱総合研究所 社会システム研究本部
情報通信政策研究グループ 吉長洋子、中村秀治
wcpf@mri.co.jp (メール)
03-3277-5996 (電話)
概要:放送のコンテンツ保護に取り組む、シンガポール・韓国・中国・アメリカ・
日本の5カ国のスペシャリストが東京でセッション。
放送のコンテンツ保護・DRMなどに関して各国の実情をレポートし、
技術・制度面から分析を加え、グローバル規模で将来のコンテンツ保護の
あり方について幅広く意見交換。
シンガポールのセンター・フォー・コンテンツプロテクション、韓国の
政府研究所ETRI,アメリカMPA、中国チヤィナDRM,が来日。
日本からも、学識者、弁護士、エンジニアが参加。
終了後、多彩な海外ゲストも交えネットワーキングパーテイーを開催。
スケジュール:(英語・日本語同時通訳つき)
14:00〜14:30 キーノートスピーチ 慶応大学教授 村井純氏
14:30〜16:30 各国のプレゼンテーションとデイスカッション
シンガポール センター・フォー・コンテンツプロテクション イサ・ショー氏
韓国 ETRI チエホ・ナム氏
中国 チャイナDRM 清華大学准教授 ツアオ・リー氏
アメリカ MPAA 上級副社長 ジム・ウイリアムス氏
16:30〜17:30 クロージングセッション
デジタル放送推進協会 技術委員長 関祥行氏
立教大学 准教授 砂川浩慶氏
弁護士 遠山友寛氏
弁護士 前田哲男氏
18:00〜1930 軽食パーテイー
<海外からのゲスト紹介>
MPAインターナショナル社長 マイク・エリス氏他
申込:概要をご確認の上、申込フォームからお申し込み下さい。
なお、定員になり次第、申し込みを締切らせていただきます。

詳細: http://www.mri.co.jp/DATA/D/E/F/seminar_other.html

*たくさんのご参加お待ち申し上げております。

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3.海外の注目ニュース
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海外の注目の最新ニュースをお知らせします。

■■英BBCが携帯電話向け番組配信サービスに着手、「iPlayer」を拡充■■
●英BBCはこのほど、テレビ番組のダウンロード配信サービス「BBC iPlayer」を拡充し、
インターネット接続機能を持つ携帯電話機に放映済みの番組を直接ダウンロードできる
サービスの提供を開始した。対応機種は当面、「Nokia N96」に限られるが、技術面の
テストを経て段階的に他の機種および機器に対象を拡大するという。
 新サービスの提供にあたり、著作権保護システムにはモバイル通信の業界団体
Open Mobile Alliance(OMA)が定めるデジタル著作権管理(DRM)システム
「OMA DRM 2.0」が採用された。これにより、携帯端末を使ってテレビ番組をフル視聴
できるようにするための著作権管理体制が整った。BBCは同システムの導入に向け、
OMA仕様の普及活動やライセンス業務などを行うCMLA(Content Management
License Administrator)、コンテンツ管理ソフトのプロバイダーCoreMedia、DRM関連の
ソリューション開発を手掛けるIntertrustと提携関係を結んでいる。
 BBC iPlayerは放送後7日以内の番組をインターネット経由でパソコンにダウンロード
し、
30日以内に番組を再生できる仕組み。BBCは携帯電話向けの番組配信サービスと
並行して、今回新たにインターネット接続機能を持たないポータブルメディアプレーヤー
向けにパソコン経由で番組をダウンロードできるサービスも開始している。
(Digital TV Group, October 13, 2008)

■■米で知財侵害取締強化法案が成立、罰則強化や上級ポストの新設など柱■■
●ブッシュ米大統領は13日、著作権侵害に対する取り締まり強化を目的とする法案
「Prioritizing Resources and Organization for Intellectual Property(PRO−IP)
Act」
に署名した。米国企業に多大な損害を与えている海賊版や模造品など、知的財産権
侵害行為の防止に向けた取り組みを強化するもので、著作権侵害に対する罰則強化
や知的財産権に絡んだ犯罪対策のための予算増額などを柱とする内容。またホワイト
ハウスに知的財産権を専門に扱う大統領直属の知的財産執行調整官(Intellectual
Property Enforcement Coordinator=IPEC)を置くことも盛り込まれている。
 PRO−IP法案は全米レコード協会(RIAA)や全米映画協会(MPAA)などの権利団体
が強く支持を表明していたほか、産業界からも広く支持を集め、9月下旬に上下両院を
通過していた。
(Intellectual Property Watch, October 14, 2008)

(庵研究員著)

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4.政府・団体の動向
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政府・団体の動向に関する最新記事の抜粋です。
詳細の横のURLをクリックすることで記事全文を示したページにアクセスできます。

■■情報セキュリティ法務関連政府・団体の動向■■

●10月9日、総務省が、「次世代ネットワークの接続料算定等に関する研究会
(第6回)配付資料」を公表。
詳細:
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/policyreports/chousa/cost_driver/081007_2.html

●10月10日、警察庁が、「平成20年度第1回総合セキュリティ対策会議 議事要旨 」
を公表。
詳細:http://www.npa.go.jp/cyber/csmeeting/h20/image/youshi1.pdf

●10月10日、警察庁が、「 インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する
行為の規制等に関する法律施行規則の一部を改正する規則案に対する意見の
募集結果について」を公表。
詳細:
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?ANKEN_TYPE=3&CLASSNAME=Pcm1090&KID=120080016&OBJCD=&GROUP=

■■コンテンツビジネス法務関連政府・団体の動向■■

●10月10日、日本映像ソフト協会が、「2008年度ビデオレンタル店実態調査を発表」
を公表。
詳細:http://www.jva-net.or.jp/report/rental_realities_22.pdf

●10月14日、総務省が、「「デジタルテレビ放送に関する移行状況緊急調査
(平成20年9月)」の結果」を公表。
詳細:http://www.soumu.go.jp/s-news/2008/081014_3.html

●10月16日、総務省が、「情報通信審議会 情報通信政策部会 デジタル・コンテンツ
の流通の促進等に関する検討委員会(第45回)配付資料」を公表。
詳細:
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/policyreports/joho_tsusin/digitalcontent.html

■■産業財産権法務関連政府・団体の動向■■

●10月14日、特許庁が、「特許庁総合基盤システム調達計画書を掲載しました」
を公表。
詳細:
http://www.jpo.go.jp/koubo/choutatu/keikakushyo/pdf/kiban_system/kiban_system.pdf

●10月16日、公正取引委員会が、「株式会社宮地鐵工所に対する課徴金の納付を
命ずる審決について(日本道路公団発注の鋼橋上部工工事の入札談合) 」を公表。
詳細:http://www.jftc.go.jp/pressrelease/08.october/08101601.pdf

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5.セミナー情報
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最新のセミナー情報をお知らせいたします。
詳細の横のURLをクリックすることでセミナー詳細情報を示したページにアクセス
できます。

■■情報セキュリティ法務関連セミナー情報■■

演題:2008年度全国縦断情報セキュリティ監査セミナー
日時:平成20年11月11日他
主催:NPO日本セキュリティ監査協会
詳細:http://www.jasa.jp/seminar/secf2008lh.html

演題:個人情報保護のための内部監査の進め方(第4回)
日時:平成20年11月18日他
主催:(財)日本情報処理開発協会
詳細:http://www.jipdec.jp/ed/study/kojin-naibu/index1.htm

演題:プライバシーマーク審査員フォローアップ研修(第3回)
日時:平成20年11月26日他
主催:(財)日本情報処理開発協会
詳細:http://www.jipdec.jp/ed/study/P-followup/index.htm

演題:IT紛争の防止のために(第3回)
-モデル契約の活用とその技術的側面-
日時:平成20年12月10日
主催:(財)日本情報処理開発協会
詳細:http://www.jipdec.or.jp/ed/study/itconflict/index.htm

演題:実践的な情報セキュリティ対策への取組み
日時:平成21年2月3日
主催:(財)日本情報処理開発協会
詳細:http://www.jipdec.or.jp/ed/study/security/index.htm

演題:プライバシーマーク審査員フォローアップ研修(第3回)
日時:平成21年2月20日他
主催:(財)日本情報処理開発協会
詳細:http://www.jipdec.jp/ed/study/P-followup/index.htm

■■コンテンツビジネス法務関連セミナー情報■■

演題:実演家のパブリシティ権管理・侵害対策セミナー(第2回)
日時:平成20年11月19日
主催:(社)日本芸能実演家団体協議会
詳細:http://cpra.jp/web/news/news_080630_2index.html

演題:ヨーロッパにおける著作権侵害対策セミナー
日時:平成20年11月20日他
主催:ACCS コンピュータソフトウェア著作権協会
詳細:http://www2.accsjp.or.jp/topics/seminar1.html

演題:平成20年11月著作権研究会
日時:平成20年11月27日
主催:著作権情報センター
詳細:http://www.cric.or.jp/seminar/seminar0811.pdf

演題:プライバシーマークファーストステップセミナー
〜何からスタートすればいいのかお答えします!!〜(初級向け)
日時:平成20年12月9日
主催:(社)コンピュータソフトウェア協会
詳細:http://www.csaj.jp/seminar/2008/1021_seminar.html

演題:ソフトウェア知的財産権入門講座[Bコース]
日時:平成21年1月14日
主催:(社)ソフトウェア情報センター
詳細:http://www.softic.or.jp/nyumon/2008.htm

■■産業財産権法務関連セミナー情報■■

演題:インドにおける知的財産権制度の概要
日時:平成20年10月30日
主催:(社)発明協会
詳細:http://www.jiii.or.jp/kenshu/chizaikenshu.html#tag_081030

演題:知的財産管理コンサルタント研修
日時:平成20年11月10日他
主催:(社)発明協会
詳細:http://www.chizaijinzai.com/

演題:中小企業における知財戦略〜知的財産を活用したビジネス展開〜
日時:平成20年11月12日
主催:(社)発明協会
詳細:http://www.jiii.or.jp/semina/pamph/1112_chizai.pdf

演題:平成20年度知的財産権制度説明会(実務者向け)
日時:平成20年11月13日他
主催:特許庁
詳細:http://www.jpo.go.jp/torikumi/ibento/ibento2/jitumusya.htm

演題:製品デザインの保護について(意匠を中心とした知財戦略)
日時:平成20年11月13日
主催:(社)発明協会
詳細:http://www.jiii.or.jp/semina/pamph/1113_design.pdf

演題:地域ブランド振興セミナー
日時:平成20年11月18日
主催:(社)発明協会
詳細:http://www.jiii.or.jp/semina/pamph/1118_bland.pdf

演題:知的財産ライセンス・コーディネータ研修概要
日時:平成20年11月21日他
主催:(社)発明協会
詳細:http://www.chizaijinzai.com/

演題:海外の知的財産権制度入門
日時:平成20年12月10日
主催:(社)発明協会
詳細:http://www.jiii.or.jp/semina/pamph/1210_kaigai.pdf

*詳細は、主催団体のHPへのリンクです。リンク先のコンテンツの内容・著作権等に
関しては、各リンク先にお問い合わせください。

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6.事務局からの連絡
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●次号は、11月5日頃発行の予定です。
●ご意見、ご要望は事務局までどうぞお寄せください。
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【発行元】
IT企業法務研究所
(Legal Affairs on Information Technology Institute:LAIT) 
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