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池村聡著「著作権法コンメンタール別冊・平成21年改正解説」

(勁草書房 2010年5月発行)

IT企業法務研究所代表研究員 棚野正士

池村聡著「著作権法コンメンタール別冊・平成21年改正解説」

 平成21年の著作権法改正は過去最大規模のもので、改正条文数は38、文字数12608の「平成の大改正」(前・文化庁長官官房著作権課長山下和茂氏「コピライト2009.11月号“特別講演録:著作権行政をめぐる最新の動向について”」)と言われているが、本書は2009年1月に刊行された「著作権法コンメンタール」全3巻の別冊であり、コンメンタール刊行後に成立、施行された平成21年改正法の解説書である。
 著者・池村聡弁護士は文化庁長官官房著作権課著作権調査官で、「著作権コンメンタール全3巻」の共著者である。

本書は全304ページで、第1章 改正の概要、第2章 改正法の逐条解説、第3章 放送法等の改正(案)に伴う著作権法の一部改正(案)で構成されている。

著作権関係者必携の書である。(定価=本体2,800円+税)

以上

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