LAIT NEWS

No.239:バックナンバー

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■LAIT News【Vol.239 2014/3/20号】

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1.LAIT活動報告
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LAITセミナーについてお知らせします。

■■最新の活動報告■■
「今世紀の条約動向とマラケシュ条約の意味〜人権条約と著作権条約の交錯〜」
は好評のうちに終了いたしました。
たくさんの方にご来場いただき誠にありがとうございました。

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2.海外の注目ニュース
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海外の注目の最新ニュースをお知らせします。

■■ゲッティ イメージズが外部サイトへの画像埋め込みツールを公開、
   非商用目的に限り無料で使用可能に■■
●画像や映像を中心に100カ国以上でデジタルコンテンツを提供するゲッティ
イメージズは6日、同社が保有する画像の一部を無料で外部サイトに埋め込むための
ツールを公開した。画像を使用するには通常、ライセンス料を支払わなければ
ならないが、ゲッティのライブラリーに保管されている1億5,000万点の画像のうち
4,000万点について、非商用目的であれば無料でブログやソーシャルメディアなどに
転載できるようになる。
 画像埋め込みツールはゲッティが著作権侵害対策を検討するなかで考案された。
クレイグ・ピータース上級副社長によると、ソーシャルメディアの普及などを背景に、
デジタルコンテンツの無断使用が急速に増加しており、同社では昨年だけで数千万点
の画像が無断で外部サイトに転載された。ゲッティは合法的にコンテンツを入手できる
手段を用意することで、違法行為を減らすことができるのではないかと考え、一部の
画像を無料で開放する代わりに使用状況を常に監視できるシステムを構築した。
 ゲッティのウェブサイトで画像を検索すると、固有の「埋め込みコード」が表示され、
これを転載先のウェブサイトやブログのソースコードに貼り付けると画像の埋め込みが
完了する。画像の下にはゲッティ イメージズのロゴ、画像に関する説明、サイトへの
リンクなどが表示される仕組み。ブログやソーシャルメディアを通じてロゴ入りの画像が
広く共有されることで、ゲッティはブランド認知度を高めることができ、ユーザーに
関する基本情報も入手できる。
 ゲッティは新ツールの導入が結果的に商用目的のライセンス販売を押し上げるとの
見方を示しているが、今回の試みが今後も維持されるのか、新たなビジネスモデルへ
の転換点なのかは不明。ただ、デジタルコンテンツの著作権管理をめぐる新たな
取り組みとして注目される。
(Future of Copyright, 2014/3/6)

(庵研究員著)

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3.政府・団体の動向
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政府・団体の動向に関する最新記事の抜粋です。
詳細の横のURLをクリックすることで記事全文を示したページにアクセスできます。

■■情報セキュリティ法務関連政府・団体の動向■■

●3月12日、総務省が『「春のあんしんネット・新学期一斉行動」の取組』を公表
詳細:http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02kiban08_03000152.html

●3月12日、情報処理推進機構が「Microsoft 製品の脆弱性対策について
(2014年3月)」を公開
詳細:http://www.ipa.go.jp/security/ciadr/vul/20140312-ms.html

●3月12日、情報処理推進機構が「Adobe Flash Player の脆弱性対策について
(APSB14-08)(CVE-2014-0503等)」を公開
詳細:http://www.ipa.go.jp/security/ciadr/vul/20140312-adobeflashplayer.html

●3月19日、日本情報経済社会推進協会が「企業IT利活用動向調査2014」を公表
詳細:http://www.jipdec.or.jp/information/newsrelease/20140319.html

●3月19日、総務省が『「電気通信事業法の消費者保護ルールに関する
ガイドライン」の改正』を公表
詳細:http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban08_02000137.html

■■コンテンツビジネス法務関連政府・団体の動向■■

●3月3日、コンピュータソフトウェア著作権協会が「ファイル共有ソフト等を
使用した著作権法違反事件一斉集中取締りの実施について」を公表
詳細:http://www2.accsjp.or.jp/criminal/2013/1138.php

●3月5日、日本レコード協会が「ファイル共有ソフト等を使用した
著作権法違反事件 一斉集中取締りの実施について」を公表
詳細:http://www.riaj.or.jp/release/2014/pr140305.html

●3月6日、日本レコード協会が『「違法配信に関する利用実態調査」
(2013年版)結果及び著作権保護・促進センターによる削除要請件数の公表に
ついて 』を公表
詳細:http://www.riaj.or.jp/release/2014/pr140306.html

●3月10日、日本音楽著作権協会が「オークションサイトで無断複製物を
販売した神戸市在住の男性らを著作権侵害により逮捕」を公表
詳細:http://www.jasrac.or.jp/release/14/03_3.html

●3月11日、コンピュータソフトウェア著作権協会が「ビジネスソフトの海賊版販売、
男性を送致」を公表
詳細:http://www2.accsjp.or.jp/criminal/2013/1139.php

●3月12日、公正取引委員会が「消費税率引上げに向けた消費税転嫁対策の
強化について」を公表
詳細:http://www.jftc.go.jp/houdou/pressrelease/h26/mar/140312houdouhappyou.html

●3月13日、コンピュータソフトウェア著作権協会が「ACCSと青森県八戸警察署が
ネット犯罪防止のための活動を協力して行う覚書を締結」を公表
詳細:http://www2.accsjp.or.jp/activities/2013/actives118.php

●3月13日、コンピュータソフトウェア著作権協会が「千葉県警、青森県警、
神奈川県警、福岡県警とサイバー犯罪防止キャンペーンを実施」を公表
詳細:http://www2.accsjp.or.jp/activities/2013/actives117.php

●3月14日、コンピュータソフトウェア著作権協会が「携帯オークションで海賊版を
販売、男性を送致」を公表
詳細:http://www2.accsjp.or.jp/criminal/2013/1140.php

●3月17日、日本レコード協会が『2013年度「音楽メディアユーザー実態調査」
報告書 』を公表
詳細:http://www.riaj.or.jp/release/2014/pr140317.html

■■産業財産権法務関連政府・団体の動向■■

●3月17日、経済産業省が『「2013年度模倣被害調査報告書」を取りまとめました』
を公表
詳細:http://www.meti.go.jp/press/2013/03/20140317001/20140317001.html

●3月17日、特許庁が『模倣品被害の実態 模倣被害調査報告書
「2013年度模倣被害調査報告書」』を更新
詳細:http://www.jpo.go.jp/torikumi/mohouhin/mohouhin2/jittai/jittai.htm

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4.セミナー情報
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最新のセミナー情報をお知らせいたします。
詳細の横のURLをクリックすることでセミナー詳細情報を示したページにアクセス
できます。

■■情報セキュリティ法務関連セミナー情報■■

演題:情報セキュリティEXPO
日時:平成26年5月14日〜16日
主催:リード エグジビション ジャパン株式会社
詳細:http://www.ist-expo.jp/

■■コンテンツビジネス法務関連セミナー情報■■

演題:「ビッグデータに関する研究開発シンポジウム」
日時:平成26年3月26日
主催:総務省、文部科学省、経済産業省
詳細:http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin04_02000053.html

演題:スマートフォンをめぐる消費者問題を考える
日時:平成26年3月29日
主催:日本弁護士連合会
詳細:http://www.nichibenren.or.jp/event/year/2014/140329.html

演題:「初めての海外展開」セミナー
日時:平成26年4月14日
主催:日本貿易振興機構
詳細:http://www.jetro.go.jp/events/item/20140317566/

演題:CSAJの活動を知ろう・利用しよう
〜平成26年度組織体制及び研究会活動のご紹介〜
日時:平成26年4月16日
主催:コンピュータソフトウェア協会
詳細:http://www.csaj.jp/seminar/2014/0416_seminar.html

演題:2014年4月著作権研究会
「テクノロジーの更なる進化が著作権保護と著作物利用に与える影響
―3Dプリンター、ビッグデータからクラウドソーシングまでー」
日時:平成26年4月23日
主催:著作権情報センター
詳細:http://www.cric.or.jp/seminar/index.html#sem201404

演題:2014年5月著作権研究会
「著作権・著作隣接権の存続期間をめぐって」
日時:平成26年5月22日
主催:著作権情報センター
詳細:http://www.cric.or.jp/seminar/index.html#sem201405

演題:第11回シンポジウム
「スポーツビジネスと弁護士」
日時:平成26年5月24日
主催:エンターテインメント・ロイヤーズ・ネットワーク
詳細:http://www.j-eln.org/

■■産業財産権法務関連セミナー情報■■

演題:特許庁委託 産業財産権研究推進事業
平成25年度特別研究員 研究成果報告会
日時:平成26年3月26日
主催:知的財産研究所
詳細:http://www.iip.or.jp/seminar/140326.html

演題:知的財産権 初心者講座
日時:平成26年4月18日
主催:発明推進協会
詳細:http://www.jiii.or.jp/kenshu/h26/0418.pdf
(注:PDFファイル)

演題:知的財産・特許基礎セミナー
〜中小企業にとっての知的財産・特許とは〜
日時:平成26年4月18日
主催:東京都中小企業振興公社
詳細:http://www.tokyo-kosha.or.jp/chizai/seminar/2014/260418chizaikiso.html

演題:技術契約セミナー【基礎編】
〜知っておきたい技術契約の基礎知識とポイント
日時:平成26年4月24日
主催:東京都中小企業振興公社
詳細:http://www.tokyo-kosha.or.jp/chizai/seminar/2014/260424keiyaku.html

演題:知的財産権 基礎講座
日時:平成26年5月8日〜9日
主催:発明推進協会
詳細:http://www.jiii.or.jp/kenshu/h26/0508.pdf
(注:PDFファイル)

*詳細は、主催団体のHPへのリンクです。リンク先のコンテンツの内容・著作権等
に関しては、各リンク先にお問い合わせください。

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5.事務局からの連絡
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●次号は、2014年4月7日頃発行の予定です。
●ご意見、ご要望は事務局までどうぞお寄せください。
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【発行元】
IT企業法務研究所
(Legal Affairs on Information Technology Institute:LAIT)
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【お問合せ先】 IT企業法務研究所 事務局
          (株式会社インタークロス)
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