LAIT NEWS

No.226:バックナンバー

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■LAIT News【Vol.226 2013/9/5号】

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1.LAIT活動報告
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LAITセミナーについてお知らせします。

■■最新の活動報告■■
「パブリシティの権利の法社会学的考察」は好評のうちに終了いたしました。
たくさんの方にご来場いただき誠にありがとうございました。

■■10月の活動予定■■

演題: 「議論のある文化政策・ベルリンにできるフンボルトフォーラム」
講師: アンネ・ベルクマン氏
ベルリン自由大学歴史人文学部准教授・IT企業法務研究所研究員
    (日欧の文化政策研究を専門とし、歌舞伎、浮世絵研究の第一人者)
概要: ドイツ首都ベルリンの中心部に並ぶベルリン大聖堂や世界遺産の
「博物館島」に、「ドイツにとって21世紀の最重要な文化プロジェクト」、
プロシア大国国王のベルリン王宮の再建が実践に向かっています。
 「フンボルト・フォーラム」と名づけたこの新しい文化施設に現在中心部
からは離れた西ベルリンのダレム市区にある美術館の収集、それに
フンボルト大学の施設とベルリン州立図書館も入る予定です。
     今年の6月に着工式が行われ,とうとうこの長年幻の大工事が具体化
されるようです。提案から着工まで23年間かかった莫大な税金を嚥下する
このドイツ政府とベルリン市のプレステイージプロジェクトに対する議論が
様々です。外観がバロック式の王宮がグローバル化が進んでいる現代
社会に相応しい施設であるかから展示のコンセプトと膨大なコストを批判
する声まであります。
 文化政策が市民の意見をどこまで重視できるかも問われています。この
ような 議論のある文化政策の結晶について発表します。
日時: 平成25年10月3日(木)午後2時00分〜午後4時00分
場所: 蚕糸会館6階 第一会議室
千代田区有楽町一丁目9番4号
    (JR有楽町駅 徒歩2分、東京メトロ日比谷線・千代田線・都営三田線
日比谷駅 徒歩2分)
参加費: 2,000円(税込)
申込: http://www.lait.jp/laitseminar.php?itemid=898

[補] 参加費は通常3,000円ですが、今回は2,000円に値下げしていますので、
   奮ってご参加くださるようお願いいたします。

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2.海外の注目ニュース
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海外の注目の最新ニュースをお知らせします。

■■アマゾンの新サービス「キンドル・マッチブック」、
購入書籍の電子版を低価格で提供■■
●米アマゾンは3日、電子書籍プラットフォーム「キンドル」向けの新サービス
「キンドル・マッチブック(Kindle MatchBook)」を発表した。Amazon.comで紙版の
書籍を購入すると、同一タイトルの電子書籍を2.99ドル以下でダウンロードできる
という内容。アマゾンが書籍のオンライン販売を開始した1995年以降に購入された
書籍のうち、出版社や著者がマッチブックのリストに登録したタイトルに適用され、
当面はおよそ1万タイトルが対象になる見通し。10月から米国でサービスが
開始される。
 アマゾンは今年1月、Amazon.comで音楽CDを購入すると、同じ楽曲のMP3
ファイルを無料でダウンロードできるサービス「オートリップ(AutoRip)」を
米国で開始した。マッチブックはオートリップの「書籍版」にあたるもので、書籍に
ついても音楽CDと同様のサービスを求めるユーザーの声に応えたかたちだ。
ただし、キンドル・マッチブックでは出版社やタイトルごとに電子版の料金が
異なり、無料/0.99ドル/1.99ドル/2.99ドルの4段階に設定されている。アマゾンは
販売価格に応じて著作権使用料を支払うことになっており、金額は小さいながら
出版社や著者は過去に購入された書籍から新たな収入を得ることになる。
 アマゾンによると、キンドル・マッチブックのラインナップにはマイケル・
クライトン、レイ・ブラッドベリ、ジョディ・ピコー、 ニール・ゲイマン、
ウォーリー・ラムなど人気作家の作品が多数含まれている。ダウンロードした
書籍は通常の電子書籍と同様、パソコン、スマートフォン、タブレット端末で
閲覧できる。アマゾンはサービス開始までに、個々のユーザーが書籍の購入
履歴をみて、どの作品が新サービスに対応しているか簡単に確認できる仕組み
すると説明している。
 キンドル向けコンテンツ事業を統括するアマゾンのラス・グランディネッティ
副社長は米紙ニューヨーク・タイムズとのインタビューで、「実に多くのキンドル
ユーザーから、アマゾンで購入した書籍の電子版を安価で提供して欲しいとの声が
寄せられていた」と説明。今後はより多くの出版社にキンドル・マッチブックの
プログラムに参加してもらい、対象となるタイトルを増やしていきたいと語って
いる。
(paidContent, 2013/09/03 他)

(庵研究員著)

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3.政府・団体の動向
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政府・団体の動向に関する最新記事の抜粋です。
詳細の横のURLをクリックすることで記事全文を示したページにアクセスできます。

■■情報セキュリティ法務関連政府・団体の動向■■

●8月20日、警察庁が「平成25年度総合セキュリティ対策会議の概要及び
第1回発言要旨の掲載について」を公開
詳細:http://www.npa.go.jp/cyber/csmeeting/index.html
(注:PDFファイル有り)

●8月29日、情報処理推進機構が「『標的型メール攻撃』対策に向けた
システム設計ガイド」を公開
詳細:http://www.ipa.go.jp/security/vuln/newattack.html
(注:PDFファイル有り)

●9月2日、情報処理推進機構が『「情報セキュリティ白書2013」の発行』を公表
詳細:http://www.ipa.go.jp/security/publications/hakusyo/2013.html
(注:PDFファイル有り)

●9月2日、情報処理推進機構が「 インターネットバンキング利用時の勘所を
理解しましょう! 」を公表
詳細:http://www.ipa.go.jp/security/txt/2013/09outline.html
(注:PDFファイル有り)

●9月3日、総務省が「平成25年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等」を
公表
詳細:http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban08_02000120.html
(注:PDFファイル有り)

■■コンテンツビジネス法務関連政府・団体の動向■■

●8月16日、日本映像ソフト協会が「日本映像ソフト協会会報 No.159」を公開
詳細:http://www.jva-net.or.jp/bulletin/data/jva-repo_159.pdf
(注:PDFファイル)

●8月26日、日本情報経済社会推進協会が「JIPDECインフォメーション
第114号」を発行
詳細:http://www.jipdec.or.jp/magazine/backnumber/magazine-130826.html
(注:PDFファイル有り)

●8月30日、総務省が「電気通信事業における個人情報保護に関するガイドライン
及び解説の改正案に対する意見募集の結果」を公表
詳細:http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban08_02000118.html
(注:PDFファイル有り)

●8月30日、総務省が「平成24年度における行政機関・独立行政法人等の
情報公開法及び個人情報保護法の施行の状況(概要)」を公表
詳細:http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01gyokan06_02000010.html
(注:PDFファイル有り)

●9月2日、情報処理推進機構が「共通語彙基盤検討会議の資料」を公開
詳細:http://www.ipa.go.jp/osc/20130902
(注:PDFファイル有り)

●9月3日、総務省が「エクスコムグローバル株式会社に対する個人情報の
適正な管理の徹底に係る措置(指導)」を公表
詳細:http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban08_02000121.html

■■産業財産権法務関連政府・団体の動向■■

●8月30日、特許庁が「平成23年度特許庁による産業財産権情報の
オンライン提供サービス等に関する調査報告書について」を更新
詳細:http://www.jpo.go.jp/shiryou/toushin/chousa/h23_online_service.htm
(注:PDFファイル有り)

●8月30日、特許庁が「各国産業財産権法概要一覧表」を更新
詳細:http://www.jpo.go.jp/torikumi/kokusai/kokusai2
/sangyouzasisankenhou_itiran.htm
(注:更新履歴参照。PDFファイル有り)

●8月30日、特許庁が「各国・地域の産業財産権庁又は機関に関する情報並びに
産業財産権に関する制度の概要について」を更新
詳細:http://www.jpo.go.jp/torikumi/kokusai/kokusai2
/sangyouzaisanken_gaiyou.htm
(注:PDFファイル有り)

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4.セミナー情報
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最新のセミナー情報をお知らせいたします。
詳細の横のURLをクリックすることでセミナー詳細情報を示したページにアクセス
できます。

■■情報セキュリティ法務関連セミナー情報■■

演題:IPA情報セキュリティセミナー
「スマートデバイスを取り巻く脅威の最新動向とセキュリティ対策」
日時:平成25年9月20日
主催:東京商工会議所
詳細:http://event.tokyo-cci.or.jp/event_detail-50327.html

演題:情報セキュリティ対策
中小企業向け指導者育成セミナー
日時:平成25年9月24日〜12月13日(全国各会場毎)
主催:日本ネットワークセキュリティ協会
詳細:http://www.jnsa.org/ikusei/seminar/

演題:サイバー攻撃対策のためのログ分析講座
〜ログの基礎からAPTによる攻撃の解析まで〜
日時:平成25年10月18日
主催:株式会社ディアイティ(共催:日本セキュリティ監査協会)
詳細:http://www.jasa.jp/seminar/cyber_attack.html?key=3

演題:情報セキュリティ EXPO【秋】
日時:平成25年10月23日〜25日
主催:リード エグジビション ジャパン株式会社
詳細:http://www.ist-expo.jp/

■■コンテンツビジネス法務関連セミナー情報■■

演題:著作権特別講演
「電子出版をめぐる諸問題」
日時:平成25年9月20日
主催:著作権情報センター
詳細:http://www.cric.or.jp/seminar/index.html#sem201309

演題:著作権研究会
「写真著作権と文化」
日時:平成25年9月30日
主催:日本写真家協会
詳細:http://www.jps.gr.jp/events/other/index.html

演題:2013年10月 定例研究会
日時:平成25年10月3日
主催:エンターテインメント・ロイヤーズ・ネットワーク
詳細:http://www.j-eln.org/

演題:関西地区著作権ビジネス講座
「拡大するネット上の動画利用とコンテンツビジネス」
日時:平成25年10月3日、4日
主催:著作権情報センター
詳細:http://www.cric.or.jp/seminar/index.html#sem20131003

演題:デジタルコンテンツ・電子出版に関するビジネスと独禁法問題
―Appleケースを中心にわが国ビジネスへの示唆等―
日時:平成25年10月9日
主催:ソフトウェア情報センター
詳細:http://www.softic.or.jp/seminar/131009/index.htm

演題:10月著作権研究会
「私的複製をめぐる諸問題」
日時:平成25年10月22日
主催:著作権情報センター
詳細:http://www.cric.or.jp/seminar/index.html#sem201310

■■産業財産権法務関連セミナー情報■■

演題:知的財産セミナー
日時:平成25年9月14日(群馬)、23日(山梨)、
    10月4日(埼玉)、11日(茨城)、25日(千葉、神奈川)、11月16日
(東京)
主催:特許庁
詳細:http://www.jpaa-kanto.jp/consuls/seminars/2013

演題:米国発明法−AIA−と新規則の解説
日時:平成25年10月3日(大阪)、4日(福岡)、7日(名古屋)、11日(札幌)
主催:発明推進協会
詳細:https://www.iprsupport-jpo.go.jp/apic-seminar/

演題:特許アキバ塾(全3日間)〜特許出願をイロハから学ぼう!〜
日時:平成25年10月17日、24日、31日
主催:東京都中小企業振興公社
詳細:http://www.tokyo-kosha.or.jp/chizai/seminar/2013/251017akiba.html

演題:知財塾 in 多摩(全5日間)〜事業に生きる知的財産を目指して〜 
日時:平成25年10月30日、11月6日、13日、20日、27日
主催:東京都中小企業振興公社
詳細:http://www.tokyo-kosha.or.jp/chizai/seminar/2013/251030tama.html

*詳細は、主催団体のHPへのリンクです。リンク先のコンテンツの内容・著作権等
に関しては、各リンク先にお問い合わせください。

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5.事務局からの連絡
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●次号は、2013年9月20日頃発行の予定です。
●ご意見、ご要望は事務局までどうぞお寄せください。
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同意をいただいた上でお送りしているものです。
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(Legal Affairs on Information Technology Institute:LAIT)
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