[設立趣旨]
「知的財産立国」が国是となり、知的財産戦略が国家戦略となる時代において、文化芸術に係る創作者の権利の保護について基本的調査研究を行うことは緊急の課題である。平成14年に発表された「知的財産戦略大綱」は“無形資産の創造を産業の基盤に据えることにより我が国経済・社会の再活性化を図る”と述べ、産業的な基本戦略を示している。しかし、この産業的戦略の中で最も重要な事柄は創作者の行為であり、創作者なくして知的財産産業は成立し得ないが、この創作者の問題は産業の問題が論議される割には論じられていない。このため、本研究網は創作者の諸問題、特に創作者の地位に視点を置いて基礎的研究を行う。研究はウェブ上の広場で自由に行う。
ここで言う「創作者」とは、文化芸術に関する創造的活動を行うひとを指す。又「地位」とは“創作者が社会において果すことを期待されている役割の重要性に基づき、創作者に払われている敬意を意味し、他方では、創作者が享受すべき自由及び諸権利(精神的、経済的及び社会的権利を含む。)の認知を意味する。”(参考:1980年のUNESCO第21回総会において採択された「芸術家の地位に関する勧告」)
なお、名称“C-Japan戦略広場”の“C”は、Creator あるいは Contents を意味する。又、“戦略”は、国家戦略、地域戦略、組織戦略、市民生活戦略等を指し、“広場”は、思いを同じにする人が自由に集い自由に議論し情報交換する場を意味する。
[事業]
(1) 研究員及び研究室の設置
本研究網に研究員を置き、研究員は研究のためウェブ上に研究室を設け、自由に使用する。研究員は、顧問研究員、代表研究員、主任研究員、客員研究員、研究生から成る。
(2) 資料室の設置
国際機関情報、各国政府・NGO情報、各国判例情報、海外一般情報などをウェブ上で提供する。
(3) 掲示板の設置(意見、提案、研究成果、随筆、雑文など何でもあり。)
(4) 紀要(研究員等に執筆依頼して、ウェブ上に年に一回発表する。)
[運営]
(1) 顧問研究員と代表研究員は当分置かず、運営責任は主任研究員を代表する者が負う。
(2) 本研究網における使用言語は日本語又は(及び)英語とする。又、研究活動は基本的に無償とする。
以 上